「夏になると電気代が跳ね上がる」「室外機の効きが年々悪くなっている気がする」——そんなお悩みを持つ工場・倉庫の担当者の方に注目していただきたいのが、熱放射シート「スペースクール(SPACECOOL®)」です。
電気を一切使わず、貼るだけで室外機や屋根の熱を宇宙へ放射することで冷却効果を発揮するこの素材は、実証データとして消費電力を最大46%削減した結果が報告されています。
ジャパンエンジ株式会社では、このスペースクールの施工・販売に対応しており、工場の省エネ対策として多くのお問い合わせをいただいています。
スペースクール(SPACECOOL)とはどんな素材か
スペースクールは、大阪ガスが開発し、2021年に設立されたSPACECOOL株式会社が製造・販売する放射冷却素材です。
従来の遮熱シートや遮熱塗料が「熱を反射して室内への侵入を防ぐ」ことを目的としているのに対し、スペースクールは遮熱(太陽光の反射率:約95%)に加えて、吸収した熱エネルギーを大気の窓(波長8〜13μm帯)を通じて宇宙空間へ放射する「放射冷却」機能を両立している点が最大の特長です。
この放射冷却の原理により、スペースクールは直射日光が当たる環境でも素材の表面温度を外気温より最大約6℃低く保つことができます。電力を一切使わないゼロエネルギーでこの冷却効果を実現できるため、2025年度には一般財団法人省エネルギーセンター主催の「省エネ大賞」を受賞しており、製造業・物流業・交通インフラなど幅広い分野への導入が加速しています。
実際に何%電気代が下がるのか——実証データで見る省エネ効果
工場コンテナでの実証:消費電力を最大46%削減
スペースクールの省エネ効果を最も明確に示すデータが、Hondaの寄居工場(埼玉県)における実証実験結果です。スペースクールを施工したコンテナと、従来の遮熱塗料を施したコンテナ、何も施工していない一般コンテナの3種類の夏場における空調消費電力を比較したところ、一般コンテナと比べてスペースクールは消費電力を46%削減できることが確認されました。また、遮熱塗料と比較した場合でも33%の削減効果が得られており、既存の省エネ対策をさらに上回る性能であることが示されています。
コンビニの総菜製造工場の室外機に施工:電気代8%改善
室外機への施工事例としては、大手コンビニの総菜製造工場でスペースクールを業務用室外機に貼り付けたところ、電気代が8%改善したというデータがあります。大型の業務用空調を多数稼働させている工場では、この8%という削減率がそのまま年間の電気代に直結するため、初期投資の回収期間も短く抑えられるケースが多くなっています。
屋上施工では遮熱防水シートより約7℃の温度低減
東京都が実施した実証実験では、営業所の屋上にスペースクール防水シートを施工した結果、同じ屋上に設置した従来の遮熱防水シートと比べて、8月の平均表面温度が約7℃低減していることが確認されています。屋上温度が下がればそのまま建物内部への熱侵入が減り、空調の稼働負荷が軽くなるため、電力使用量の低減につながります。
なぜ室外機に貼ると省エネになるのか
空調の室外機は、室内の熱を外気へ放出するための熱交換を行う装置です。外気温が高いほど熱の放出効率が下がり、コンプレッサーがより多くのエネルギーを消費しなければなりません。夏場の直射日光にさらされた室外機の表面温度は外気温を大幅に上回ることがあり、これが消費電力の増大と冷房効率の低下を招いています。
スペースクールを室外機に貼ることで表面温度の上昇が抑えられ、熱交換効率が改善されることで空調の消費電力が下がる——これが省エネのメカニズムです。施工はマグネットシートタイプであれば工具不要で貼り付けるだけであり、稼働中の装置を止めずに施工できる点も現場から評価されています。
屋上への施工で工場全体の空調負荷を下げる
工場や倉庫の屋上は夏場に強烈な直射日光を受け続け、屋根素材が蓄熱することで建屋内部の温度を押し上げます。
スペースクールを屋上全体に施工することで、屋根の表面温度の上昇を根本から抑えることができ、工場内の気温上昇を緩和して空調の稼働時間・消費電力を削減することが可能です。電気工事や大がかりな設備投資が不要で、シートを貼るだけという施工の手軽さも、多忙な工場の担当者から支持される理由のひとつです。
スペースクールは屋外耐候性能をキセノンウェザー試験で10年相当と確認しており、長期にわたって省エネ効果を維持できます。
スペースクールの施工はジャパンエンジにご相談ください
ジャパンエンジ株式会社では、工場の省エネ対策の一環としてスペースクールの施工・販売に対応しています。室外機への貼り付けから屋上への大面積施工まで、現場の状況に合わせた最適なプランをご提案します。
「まず試しに一台の室外機に貼ってみたい」「どのくらいの面積が必要か知りたい」といった段階からでもお気軽にお声がけください。エネルギーコストの削減と工場環境の改善を、手軽な一枚のシートから始めることができます。
まとめ
熱放射シート「スペースクール」を工場のクーラー室外機や屋上に貼るだけで、電気代の削減が期待できます。一般コンテナとの比較では消費電力46%削減、業務用室外機への施工では電気代8%改善という実証データが出ており、初期投資を抑えながら継続的なコスト削減が可能な省エネ手段として注目されています。
夏場の電気代にお悩みの工場・倉庫の担当者の方は、まずはジャパンエンジ株式会社までお気軽にご相談ください。